太陽光発電システムを導入した場合の環境面・社会面からみたメリット

太陽光発電システムを導入した場合の環境面・社会面からみたデメリットと対策方法

1番目のデメリットは「太陽光発電パネルの反射光が原因の近隣とのトラブル」です。
反射した光が想定外にご近所にお住まいの住民の皆さまのご迷惑になるリスクがあることです。
土地や建物を持っている所有者は、太陽光発電システムを自由に導入できます。
しかし、ご近所の迷惑をかけることは絶対に良くないでしょう。
 
太陽光発電システムで理想的なパネルの角度があり、それは30度とされています。
野立ての場合は風圧もありますし、パネルが生み出す影の関係から、もう少し角度は小さくなるのです。
パネルの角度は一定ですが、太陽は動いてゆきます。高度を変えてゆきますから、常に反射光が発生し、その確度は一定ではありません。
 
太陽光線の入射角が大きくなる直角になる時間帯以外は常に発生することになります。
太陽光線の反射光は、とても眩しいです。照射された場所の気温を上げるほどの熱を発生させます。
太陽光発電システムを設置する前に反射光のシミュレーションをして、しっかり予測を立て迷惑がかからないようにしてください。
 
パネルと太陽が対面する時間帯では、地上方向への反射は比較的少ないです。
問題が発生するのは、角度と言うよりも方角になるでしょう。
東西方向へ設置する場合は、太陽が南の方角にあると入射角が小さくなり、反射光が強くなる傾向にあります。
 
2番目のデメリットは「環境へ悪影響があること」です。
太陽光発電と言いますとクリーンなイメージがあると思います。
しかし、環境破壊をしてしまう事例がありました。
企業が大規模な太陽光発電の設置場所を確保しようとするために、森林を切り開こうとしたのです。
地域の住民が反対運動を起こしました。
 
森林は土砂の流出を防止したりする機能もありますし、水源としての機能を持っています。
我が国は大部分が森林でありますし、この自然の作用のバランスを壊すのは問題があります。
経済的な利益追求を最優先することで土地の安い場所を見つけて設置場所を探す企業があります。
 
そんな企業は環境保護への意識は二の次です。各地で森林伐採によって環境破壊が行われました。
信じられないケースですが、所有者の同意なしに伐採したり、行政への届出をしないで伐採したりする例もあります。
高い回収率を確保できる固定価格買取制度が裏目にでてしまっています。
 
デメリットへの対策にはどんなものがあるの?
 
1番目は、「投資の回収率をアップすること」です。
発電するために必要な日射量は設置するエリアによって違います。
事前のシミュレーションをしっかりとして最適なパネルの角度や投資効率を確認しましょう。
 
2番目は、「太陽光発電システムの設置場所に配慮すること」です。
複数の土地の候補があったり、土地が広かったりするならば、既存の電柱に近いほうがいいです。
地盤が強固な方を選ぶべきです。そうすれば、不要な導入コストをセーブできます。
電柱を新しく設置しなければならない場合でも、最小限の電柱にするように配置を考えましょう。
 
3番目は、「反射光への対策」です。
特定の方向に対する反射光を事前に確認するようにします。
設置予定の場所に大きめの鏡を用意します。角度は設置予定のパネルと同じにしておきます。
そして、東側・南側・西側の方向から鏡を見ます。鏡に近隣の窓が映らないか確認すれば簡易的にシミュレーションできます。
 
太陽の高さに合わせて、目の位置を上にしたり下にしたりします。
理論的に考えれば鏡に映った場所が反射光の到達点になると考えられます。
入射角と同じ角度で反射すると仮定すれば、目と鏡の角度が入射角になります。
鏡に映る場所は反射角の方向にあると考えられるのです。
 
太陽の高さは季節によっても違います。目の高さもいろいろと変えて、何度も確認しておきましょう。
正しい太陽の高さと目の高さが一致しないケースも想定されます。
正しい反射光の到達点を知ることもありでしょうが、多少ずれてしまった場合でも反射光が迷惑にならないパネルの角度や位置を探しましょう。
 
 
 
★☆★ まとめ ★☆★
 
いかがでしたでしょうか?
今回は【太陽光発電システムのメリットとデメリット】についてご紹介しました。
再生可能エネルギーへの転換は公益性も高いです。固定価格買取制度は企業の利益を確保できるようになりました。
現行の制度が将来も継続するかどうかは不透明な部分もあります。
当面は現行の制度でも利益がでるので、早めに行動を起こすべきでしょう。